日本語の中には、そのままでは英訳しづらい言い回しもありますね。
例えば「公算が大きい」という慣用句は、英語でどう言ったらよいのでしょうか?
これは「可能性が高い」と解釈すると、likelyという易しい英語を使って意味を伝えられます。
India, having been part of the initial negotiations, is not likely to participate.
(インドは初期の交渉に加わったものの、参加しない公算が大きい)
これはある貿易協定に関するニュースの一節ですが、「〜しない公算が大きい」をnot likely to ...で表現しています。
ここでのlikelyは「ありそうな、可能性の高い」を意味する形容詞です。
名詞化したlikelihoodなら「見込み、可能性」すなわち「公算」です。
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